|
地学では,高卒認定試験(旧大検)では毎回「地層と化石」の分野から4問〜7問出題されています。1問5点なので,20点から35点になります。合格点は40点なので,この分野の攻略は合否に大きく影響します。
ここではまず化石(地質時代)について説明します。
◆地質時代を覚える(地学の超基本)
地層には地球の歴史が刻まれています。地球の歴史を生物界の変遷(生物界の様子の変化)から区分したとき,地質時代と呼びます。まずは,地質時代の名称を覚えましょう。日本史でいうと,旧石器時代,縄文,弥生・・・という感じですが,地学は日本史よりかなり簡単で,
先カンブリア時代→古生代→中生代→新生代
これだけです。こちらの図も参照してください。
◆地層が堆積した(できた)時代を答える問題は頻出!
本試験では「地層Aが堆積した(できた)時代はいつか?」という設問になります。地層が堆積した(できた)時代を知る手がかりは地層の中にある化石です。そして,問題文をよく読むと「地層Aからはアンモナイトの化石が発見された。」というような記述があります。アンモナイトは中生代に繁栄した生物なので,中生代が正解になります。
◆それぞれの時代に繁栄した生物(化石)を覚える(基本)
アンモナイトや三葉虫のように特定の時代のみに繁栄し,地層がつくられた時代を知る手がかりとなる生物の化石を示準化石といいます。今となっては化石になってしまった生物がどの時代に生きていたのかを覚えておきましょう。ここで,私のオリジナルの覚え方を紹介しておきます。
•古生代前半は海の中でソウ類,三葉虫などの生物が栄え,古生代後半では魚類も出現,そして陸上進出。最初の植物であるシダ植物も出現しました。
覚え方・・・「前は象さん,後ろは両方とも漁師だ」
古生代前半・・・象(ソウ類)さん(三葉虫)
古生代後半・・・両(両生類),漁(魚類),師だ(シダ植物)
•中生代には,イノセラムス,恐竜,始祖鳥,アンモナイト,三角貝などの生物が繁栄しました。覚えるのが大変そうですが,次の語呂合わせで覚えてしまいましょう。
覚え方・・・「井野教師安産」
井野(イノセラムス)教(恐竜)師(始祖鳥)と安(アンモナイト), 産(三角貝)
新生代は第3紀と第4紀に分かれます。
•新生代第3紀はメタセコイア,カヘイセキ(貨幣石),ビカリア,デスモスチルスです。これも頭文字で覚えましょう。
覚え方・・・「メタカビです」
メタセコイア,カヘイセキ(貨幣石),ビカリア,デスモスチルス
•新生代第4紀は,氷河期でした。白く凍りついた雪原を,からだの長い毛をなびかせながら,ゆったりとマンモスが歩き,人類も出現しました。
覚え方・・・「氷人マン」
氷河期,人類,マンモス
→過去問ミニテストLv4を繰り返しチャレンジして覚えましょう。
◆示準化石に適する化石
示準化石は,地層がつくられた時代を知る手がかりとなる生物の化石なので,特定の時代のみに爆発的に繁栄し,短期間で絶滅した化石が適しています。
◆生物の陸上進出は生物界の大イベント
生物は海の中で誕生し,その後,陸上への進出しました。この陸上進出は生物の歴史上の大イベントです。人類の宇宙進出と同じくらいすごいことでした。人類は知恵と技術で宇宙へ進出しましたが,生物はどうだったのでしょうか?
生物は海の中で誕生しましたが,当時の陸上には太陽からの有害な紫外線が降りそそぎとても生物が生存できる環境ではありませんでいた。なぜ生物が陸上へ進出することができたのか?その大イベントの様子を参考書や図表でよく読んでおきましょう。キーワードは「ラン藻」「酸素」「オゾン層」「イクチオステガ」「シダ植物」などです。
◆それぞれの時代の区切りは何年前か?
それぞれの時代の区切りは何年前か。基本的には生物の絶滅が区切りとなっています。古生代末(約2.5億年前)には環境の急変により大量絶滅が起こりました。中生代末(約6500万年前)には恐竜が絶滅しました。こちらの図も参照してください。
◆余裕がある人は,各時代を細分化した紀も覚えよう
それぞれの時代はさらに紀に区分されます。できればその紀の名称と重要な特徴を覚えておきましょう。紀の中で特徴的なものを下に紹介しておきます。また,上記の新生代第3紀と第4紀も覚えておきましょう。
•古生代のデボン紀・・・魚類が繁栄
(魚が海で,(*^o^*)ドボン(*^O^*)ドボン(*^e^*)デボンって,とび跳ねていたようです)
•古生代の石炭紀・・・シダ植物繁栄
(このときのシダ植物が石炭のもとになっているのです)
•中生代のジュラ紀・・・恐竜が繁栄
(映画「ジュラシックパーク」って?)
•中生代の白亜紀・・・恐竜が絶滅
◆おまけ・・・次の暗号を解釈できますか? カオシデ石は二畳敷き,サンジュラ伯が財産にした!
カオシデ石は財産にするほど高価なものだったみたいです。サンジュラ伯爵は二畳分も持っていて大切な財産にしていたそうです。
|