地学攻略マニュアル 地層と化石 変成岩 断層 高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験)

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地学攻略マニュアル2 「地層」 / 高認対策

「地質時代」続きです。ここでは「地層」についての攻略ポイントを説明します。地層の中には化石が含まれており,地質時代とともに出題されることが多いので,地層と化石(地質時代)をワンセットで勉強するとよいでしょう。

◆地層累重の法則
地層は基本的に水中で砂や泥が堆積(たいせき)してできます。また,火山の噴火により火山灰の地層ができたり,洪水が起こったときに土砂が堆積してできたりもします。地層は原則として,下から上へ積み重なってできます。つまり,下の地層ほど古い地層(昔にできた地層)といえます。これを地層累重の法則といいます。

◆地層が堆積した(できた)環境
地層ができた環境を知る手がかりになる化石を示相化石といいます。有名なのはサンゴの化石です。サンゴは暖かくきれいな浅い海にのみ生息しますので,地層にサンゴが含まれていた場合その地層はそのような環境のもとで堆積したことがわかります。
サンゴのように特定の環境に生息する生物の化石が示相化石として適しています。他にもシジミ(河口または湖)が示相化石として有名です。

◆マグマの貫入(かんにゅう)・・・接触変成作用
地層は基本的には砂や泥が堆積し,固まって岩石になります(続成作用)。地層の中に地下から熱いマグマが入り込んでくる(貫入する)ことがあります。すると熱いマグマに接した(地層の)岩石は変化してしまいます。これを接触変成作用といいます。変化した岩石は接触変成岩と呼ばれます。一方貫入したマグマは冷えて火成岩になります。接触変成岩として「ホルンフェルス」と「結晶質石灰岩(大理石)」の2つを覚えておきましょう。

実際には次のような形で出題されます。
「地層C中の砂岩は熱を受けてもとの岩石とは見かけの異なる岩石に変わっていた。変化してできた岩石を何というか?」
  1 ホルンフェルス   2 結晶片岩   3 片麻岩   4 チャート

(平成16年度第2回本試験問題より) 

◆広域変成作用・広域変成岩
地層をつくる岩石はマグマの熱で変化することもありますが,大規模な造山活動(地殻変動)による圧力や温度で広範囲にわたって岩石が変化することもあります。これを広域変成作用とよび,できる岩石を広域変成岩といいます。広域変成岩は片麻岩と結晶片岩の2種の特徴を覚えておけばOKです。

◆正断層と逆断層を見分けられるようにしておこう
地層が切られている問題図もよくみかけます。断層です。ほとんどの場合,断層の種類(正断層か逆断層)か問われるので判別の仕方を覚えておきましょう。見分ける手順は次の通りです
1)まず2つに切られた地層のうち,上盤を見分ける
2)上盤が下盤に対して下にズレていれば,正断層
3)上盤が下盤に対して上にズレていれば,逆断層
また,それぞれどのような力がかかってできるのかも覚えておきましょう。

◆その他の関連用語
地層に関連する問題には,次の用語が出てくることもあります。参考書や教科書で確認しておきましょう。
・かぎ層   ・不整合   ・クリノメーター   ・走向と傾斜
など


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