試験から約一ヶ月が経ちました。
外出先から自宅へ帰って来てポストを開けてみると,見覚えのある角形2号の封筒が入っていました。よく見るとそれは,5月の出願の時に自分の下手くそな字で書いた,結果通知用の封筒でした。すぐに家に入って中身を見てみると,3枚ほどの紙が出てきました。
1枚は連絡事項が載せたビジネス文書っぽいもの…。
もう1枚は,証明書交付願というもの…。
そして最後の1枚は…
「合格証書」 でした。
私は目を疑いました。瞬きを何回もしてみたり,近づけたり離したりもしましたが,やっぱり合格証書でした。
しかし自分では信じられず,北海道庁の大検の手続きをしたところへ電話をかけました。入っていた書類の名前を全部言うと,『ああ,合格されたんですね。おめでとうございます』という返答が…。
電話を切った後,一番最初のビジネス文書っぽいものをよく見てみると, 『合格者各位』 と書いてあり,それでようやく自分が合格したものなんだと思いました。なんか変だけど,その時は本当に信じられなかったんです。
まず両親の携帯に電話をかけました(でもつながったのは親父だけだった)。そして退学した後もなお,面倒を見てくださった1年・2年の頃の担任の先生,進路指導の先生に電話をかけ,それから,お世話になった方や他の身内へ電話をかけまくって…。 あとはインターネットで知り合った人にメールをし…。そうしているうちに夜になり,唯一電話がつながらなかった母が帰ってきました。私はすぐ証書を見せ,合格したことを告げると,母は泣きました。
「よかったね…。本当に,よかったね」 と,何度も何度も涙声で,言ってました。
1年半,一番心配と迷惑をかけたのは,間違いなくこの母です。私も今まで迷惑かけてごめんねと,部屋に戻ってから小さな声で一人,言いました。
その夜・・・。
まだ合格したことが半信半疑だったせいもあり,興奮して眠れませんでした。
翌日,外出先から帰ってきて茶の間に行くと,食卓テーブルの上に,大きなお花がありました。そばに居た母に聞くと,母のお友達がお祝いにくれたものだ,とのこと。とても嬉しかった。 涙出そうだった…。 他の方からも,お食事をご馳走になったり,ものをいただいたり,おめでとう,とお言葉をいただいたり,たくさんお祝いをいただきました。ありがとうございました<(_
_)>
1年半,私が暗く沈み込んでいる時,温かい言葉をかけてくれ,大きく励ましてくれて,私は嬉しかった。ここでみなさんにお礼の言葉を言わせていただきます。
本当に,本当に…。 本当に,ありがとう。
私は大検に合格してから,今までにない安心感とゆとりで日々を過ごしています。
ビクビクして過ごすことは,かなり減りました。両親をはじめとする周りの大人からは,
『落ち着いた顔をしているね』 と言われます。 私自身もそう思ってるし,何より一つ乗り越えたことで気持ちが楽になっているからです。
大検を受ける前は,会っても明るい声と表情とは言えなかった私。 合格してから,いろいろなことが変わりました。
でも,合格したからといって,終わりなんかじゃない。それは分かっています。ゴールではなく,スタートだと。
これからも,大検を受けた時の気持ちを忘れず,いろいろなことに挑戦していきたいです。
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