高卒認定試験(旧大検)合格体験記 クロディウスさん

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高等学校卒業程度認定試験(旧大検)合格体験記
合格はゴールではなくスタート!
 
平成14年度 大学入学資格検定合格 クロディウスさん

 試験から約一ヶ月が経ちました。
 外出先から自宅へ帰って来てポストを開けてみると,見覚えのある角形2号の封筒が入っていました。よく見るとそれは,5月の出願の時に自分の下手くそな字で書いた,結果通知用の封筒でした。すぐに家に入って中身を見てみると,3枚ほどの紙が出てきました。
 1枚は連絡事項が載せたビジネス文書っぽいもの…。
 もう1枚は,証明書交付願というもの…。
 そして最後の1枚は…
 「合格証書」 でした。
私は目を疑いました。瞬きを何回もしてみたり,近づけたり離したりもしましたが,やっぱり合格証書でした。
 しかし自分では信じられず,北海道庁の大検の手続きをしたところへ電話をかけました。入っていた書類の名前を全部言うと,『ああ,合格されたんですね。おめでとうございます』という返答が…。
 電話を切った後,一番最初のビジネス文書っぽいものをよく見てみると, 『合格者各位』 と書いてあり,それでようやく自分が合格したものなんだと思いました。なんか変だけど,その時は本当に信じられなかったんです。
 まず両親の携帯に電話をかけました(でもつながったのは親父だけだった)。そして退学した後もなお,面倒を見てくださった1年・2年の頃の担任の先生,進路指導の先生に電話をかけ,それから,お世話になった方や他の身内へ電話をかけまくって…。 あとはインターネットで知り合った人にメールをし…。そうしているうちに夜になり,唯一電話がつながらなかった母が帰ってきました。私はすぐ証書を見せ,合格したことを告げると,母は泣きました。
「よかったね…。本当に,よかったね」 と,何度も何度も涙声で,言ってました。
 1年半,一番心配と迷惑をかけたのは,間違いなくこの母です。私も今まで迷惑かけてごめんねと,部屋に戻ってから小さな声で一人,言いました。
 その夜・・・。
 まだ合格したことが半信半疑だったせいもあり,興奮して眠れませんでした。
 翌日,外出先から帰ってきて茶の間に行くと,食卓テーブルの上に,大きなお花がありました。そばに居た母に聞くと,母のお友達がお祝いにくれたものだ,とのこと。とても嬉しかった。 涙出そうだった…。 他の方からも,お食事をご馳走になったり,ものをいただいたり,おめでとう,とお言葉をいただいたり,たくさんお祝いをいただきました。ありがとうございました<(_ _)>
 1年半,私が暗く沈み込んでいる時,温かい言葉をかけてくれ,大きく励ましてくれて,私は嬉しかった。ここでみなさんにお礼の言葉を言わせていただきます。
 本当に,本当に…。 本当に,ありがとう。
 私は大検に合格してから,今までにない安心感とゆとりで日々を過ごしています。 ビクビクして過ごすことは,かなり減りました。両親をはじめとする周りの大人からは, 『落ち着いた顔をしているね』  と言われます。 私自身もそう思ってるし,何より一つ乗り越えたことで気持ちが楽になっているからです。
  大検を受ける前は,会っても明るい声と表情とは言えなかった私。 合格してから,いろいろなことが変わりました。 でも,合格したからといって,終わりなんかじゃない。それは分かっています。ゴールではなく,スタートだと。 これからも,大検を受けた時の気持ちを忘れず,いろいろなことに挑戦していきたいです。

 
この他にも合格までのことやその後のことなどクロディウスさんのホームページには多くの体験が掲載されています。→クロディウスさんのホームページ「道」