地球の内部構造 地殻 マントル 外核 内核 モホロビチッチ不連続面 グーテンベルク面 レーマン面

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地球の層構造。各層の名称、境界面の名称、各層の状態などを覚えよう

地球の内部構造(高卒認定対策)

地球内部は層構造をしている

地球の内部は均一ではなく、層構造をしています。ちょうど卵のようなイメージで、地殻の部分が卵の殻、マントルが白身、核(外核と内核)が黄身に相当します。

上図のように地球は層構造をしていることは地震波の観測によって推定されました。


地球が層構造をしている理由

約46億年前地球が誕生した頃、地球はとても熱くドロドロに融けたような状態でした。時間とともに、重い成分(鉄やニッケル)は内部へ沈んでいき、逆に軽い成分は上層に浮かび上がり、分離したのです。その後、地球は冷えて、固体化しました。

※イメージとしてはサラダに使うドレッシングです。ドレッシングの中には時間が経つと分離するものがありますが、よく振ると混ざります。このさまざまな成分が混ざった状態が、地球が誕生した頃のイメージです。そして、しばらく放置しておくと、軽い成分は上へ、重い成分は下に移動し、徐々に分離します。この分離した状態が地球の内部です。


各層の名称を覚えよう!

地球内部は上図のように層構造をしています。まずは、各層の名称を覚えましょう。

地表から「地殻」→「マントル」→「外核」→「内核」

です。

また、地殻やマントルは主に岩石からできており、核(外核や内核)は鉄やニッケルからできています。さらに、外核は液体状であることも覚えておきましょう。


各層の境界名と深さを覚えよう!

次にそれぞれの層の境界面の名称を覚えましょう。それぞれの境界面は、個性的な名称になっていますが、発見者の名前がつけられています。

  境界面の名称 深さ
地殻とマントルの境界 モホロビチッチ不連続面 5~50km
マントルと外核の境界 グーテンベルク面 2900km
外核と内角の境界 レーマン面 5100km
地球の中心   6400km

必須事項なので、必ず覚えましょう。実際に書いて覚えると効果的です。上の図のように四重丸を書いて、各部の名称と深さを書けばよいのです。1回5分あればできるでしょう。

覚え方(語呂合わせ)は次のとおりです。

まず、各境界面の名称ですが、

地球内部に「も・ぐ・れ!」です。

「モホロビチッチ不連続面」→「グーテンベルク面」→「レーマン面」の順に頭文字をとったものです。

そして、境界面の深さは

「ニク(肉)・コイ(鯉)・ムシ(虫)」

ニク(2900km)→コイ(5100km)→ムシ(6400km)


地殻を構成する岩石を覚えよう

地球は玉子に例えられることがありますが、地殻は玉子で言うと殻に相当します。地殻は岩石からできています。地殻の厚さは大陸で厚く、およそ30~50km、海洋で薄くおよそ5~10kmです。結局、地殻の厚さは5~50kmということになります。

この地殻を構成する岩石の種類を問われることがありますので覚えておきましょう。

地殻の部分 構成する岩石
大陸地殻の上部 花こう岩質の岩石
大陸地殻の下部、海洋地殻 玄武岩質の岩石
マントル(上部) カンラン岩質の岩石

なお、地球の核(外核や内核)は鉄やニッケルからできていることも覚えておきましょう。

上図でピンク色の矢印は「モホロビチッチ不連続面」になりますので、併せて覚えておきましょう。


スカンジナビア半島が隆起した!

スカンジナビア半島は最近1万年間で地面が300mも上昇したことが知られています。その理由は「地面の上にあった厚い氷河が溶けて軽くなったから」と仰せられたのはイギリスの偉い科学者。「(マントルよりも軽い)地殻は(地殻よりも重い)マントルの上に浮いており、地殻が軽くなれば地殻は上昇(隆起)し、重くなれば沈む」とのことです。(※)

※上記の「軽い」「重い」とは、正確には「密度が小さい」「密度が大きい」ということです。

今一歩ピンとこないと思いますが、例え話で説明すると次のとおりです。

厚いマットレスの上に重い石を抱えて仰向けに寝ている姿をイメージしてみてください。マットレスはマントル、あなたは地殻、重い石が氷河です。あなた(地殻)はマットレスに沈み込んでいる状態です。そして、そのまま抱えている重い石(氷河)をマットレスの外に置きます。すると、あなた(地殻)は先ほどよりも少し上昇します。…こんなイメージです。

この地殻の上にマントルが浮いているという考え方は「アイソスタシー」と呼ばれています。「アイソスタシー」という名称も考え方も独特で、一般の人には理解し難い内容だと思いますが、高卒認定(高認)では、時々出題されますので覚えておきましょう。

〔正解〕1


過去問を解いてみよう!

ここまでの内容を理解したら、次のリンクの問題を解いてみましょう。

〔正解〕問1=3、問2=1、問3=4、問4=1


高卒認定ワークブックの対応ページ

このページの内容は「高卒認定ワークブック地学基礎」の次のページに対応しています。ワークブックをお持ちの方は、併せて勉強すると、知識がより確実なものになるでしょう。

対応ページ 学習内容
p46 地球の内部構造
p48~p49 地殻の構造、アイソスタシー
p50~p51 基礎問題
p52~p53 レベルアップ問題(問5は除く)

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