通信制高校 広域通信制高校 不登校 インターネット利用 技能連携

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学校数、生徒数ともに増え続ける通信制高校。学習スタイル、登校スタイルにともに柔軟性があります。

 

通信制高校 最近の動向

通信制高校とは

通信制高校とは、高校の教育課程(=全日制、定時制、通信制の3種)のうちのひとつ「通信制課程」が置かれている高校のことです。通信制課程は昭和23年から設けられている制度で、当初は、中学校卒業後、経済的な理由等で全日制・定時制の高校に通学することができない生徒に対して、通信の方法により高校教育を受ける機会を与える目的で創設されました。


バラエティに富んだ通信制高校

しかし最近では、社会環境の変化とともに通信制高校は勤労生徒のためだけではなく、さまざまな人たちに、さまざまな目的で、さまざまなライフスタイルを実現しています。今の通信制高校のキーワードは「さまざま」つまり「バラエティに富んだ」という言葉があてはまるでしょう。


才能を開花させたさまざまな分野の著名人を輩出

今では、日本は経済的に豊かな国となり、中学卒業後すぐに就職する人は少なくなってきました。通信制高校も、勤労生徒のための学校から、不登校や高校中退者のための受け皿的な学校としての役割を担うようになってきました。そして最近では、アルバイトをしたり、スポーツや芸術・芸能活動など、やりたいことや自分の夢の実現を目指しながら、高校生活が送れる学校として認知されるようになりました。


通信制高校の学校数は過去10年で2倍に増加

通信制高校の推移 グラフ

通信制学校数の推移

通信制高校は、最近の少子化にもかかわらず、増え続けています。平成22年度の調査速報では、全国で209校。過去10年間で2倍に増えています。通信制高校への進学を希望する生徒が増えていることが大きな理由でしょう。また、教育特区制度により、株式会社が設立した高校が増えたことも通信制高校数の増大に拍車をかけています。

それでは、なぜ多くの人が通信制高校を希望するのでしょうか。

ひとつは、自分のライフスタイルにあわせて、やりたいことを続けながら、高校卒業を目指せるというメリットが大きいと考えられます。

さらに、インターネットをはじめとするメディアの発達により学習しやすくなったこと。全国から入学可能な広域通信制高校が増加したため、自分に合う校風の学校を選択できることなどが挙げられます。


バラエティに富んだ「通学スタイル」

通信制高校では、基本的に月に2~3回のスクーリングとなっていますが、最近では月曜日から金曜日の「毎日通学型」~「週1日通学型」、年に1~2回の「集中スクーリング」など、自由に選べる通信制高校も増えてきました。例えば、広域通信制高校の勇志国際高等学校では、時間のない社会人でも高校卒業ができるよう「社会人コース」の設定されています。

不登校の経験があり少しずつ集団生活に慣れていきたいという人や新しい友達をつくって高校生活を楽しみたいという人もこのようなタイプの通信制高校の自由な通学スタイルを上手く活用するとよいでしょう。


バラエティに富んだ「設置コース」

レポート提出やスクーリングなどの学習にあてる時間以外は、自分の興味や関心のあることに打ち込むことができるように各種コースを設置している通信制高校も増えてきました。

例えば、広域通信制高校の鹿島学園高等学校では、スポーツや芸能・芸術系をはじめ多種多様な12のコースが設置されています。


通信制高校と高等専修学校の技能連携

技能連携校は高等専修学校が通信制高校と連携した学校です。入学すると両方の学校の学習を同時に行います。専修学校の専門的な知識や技術、資格を身に付けながら、高校卒業の学歴も取得することができます。

※高等専修学校とは、高等課程と呼ばれる課程を置く専修学校で、職業や実際生活に必要な能力を育成し、教養の向上を図ることを目的とする学校で、職業や資格と直結したことを学びます。福祉・医療・商業・家政・被服・工業・経理・情報などの分野があります。


インターネットを活用する通信制高校が急増

インターネットを活用して、在宅学習やレポート提出を行う全く新しいスタイルの学習方法を取り入れている通信制高校が急増しています。インターネットを利用して、レポートが自動添削されたり、自宅にいながらリアルタイムで授業を受けることもできます。TV電話を利用して補習を受けたり、直接質問したりすることも可能になってきています。