国公立大学の個別学力検査「二次試験」

個別学力検査とは、センター試験を受験し、入学を志望する国公立大学に願書を提出した後に受験する「二次試験」のこと

国公立大学の二次試験

個別学力検査(二次試験)とは

センター試験が実施された翌日には、大学受験予備校のホームページや新聞などで、解答・配点が公表されます。受験生はそれを見て自己採点を行います。そして、自己採点の結果に応じて、志望する国公立大学に願書を提出し、「個別学力検査」を受験します。つまり、国公立大学の入試では、一次試験が「センター試験」に相当し、二次試験が「個別学力検査」という位置づけになります。国公立大学では、センター試験と「個別学力検査(二次試験)」の結果により合否判定を行います。


前期日程と後期日程の受験方法

個別学力検査は、「分離・分割方式」という制度で実施されます。一つの大学の学部(学科)で定めた定員を「前期」と「後期」の試験日程に振り分け、それぞれの日程に実施した試験から合格者を選抜する方式です。

例えば、ある大学の定員が100人で、前期50人、後期50人に振り分けたとします。そして、前期日程の受験生から50人、後期日程の受験生から50人を合格として選抜するわけです。

受験生は、一つの大学を、前期と後期で2回受験することもできますし、それぞれの日程で別の大学(合計で2つの大学)を受験することもできます。また、一部の公立大学では「中期日程」の試験を実施しており、その場合、最大で3校の国公立大学を受験できます。

しかし、実際のところ、定員の配分は前期日程の合格者が8割近くを占めるように設定されており、実質的には前期日程を中心に募集しているということになります。定員をどのように振り分けるかは大学によって異なり、前期日程のみで募集を行うような大学もありますので、志望大学の試験の日程は事前に調べておく必要があります。


前期日程と後期日程の合格制限

分離・分割方式の制度では、例えば、前期日程で受験した大学に合格し、その大学に入学手続きをした場合は、それ以降の日程(中期や後期)で出願した大学では合格対象外となります。このため、通常は、第一志望の大学を前期日程で受験し、合格した場合には他の日程で大学は受験しません。


前期日程と後期日程の試験内容の違い

試験の内容は、前期日程は主に2~4教科での学科試験、後期日程では教科数が少なくなったり、総合問題、小論文、面接を課すようなケースがあります。これらは大学により異なります。