英語の勉強法 攻略法 高卒認定試験高認】対策 おすすめ参考書

英語は暗記で正解できるような文法問題よりも、文章の内容把握に重点を置いた出題になっています

英語の攻略法・傾向と対策/高卒認定【高認】

高卒認定(高認)試験の英語は、基本的な内容で出題されます。単なる暗記で正解できるような文法問題よりも、文章の内容把握に重点を置いた出題になっています。英語は短期間で習得することは難しく、高認の中では数学と並んで、合格率の低い科目になっています。


まずは過去問で実力を確認

まずは、過去問を解いて、自分の英語の習得度を把握しましょう。70~80点程度以上の実力があれば、高卒認定(高認)対策としての英語の勉強は、ほとんど必要ないでしょう。引き続き、過去問を3年分(過去6回分)程度を勉強しておけばOKです。大学受験等で今後も英語が必要な人は、英文の構造を意識し、文法面からも理解するよう努めれば、確実な読解力が身につきます。高認の過去問題は、センター試験等の大学受験の入門として、とてもよい教材です。


過去問がほとんどできない人は

過去問を見た瞬間にお手上げ!って人は、基礎レベルの参考書や問題集で、毎日継続的にコツコツと勉強していくしかありません。英語は特に「学問に王道なし」ということわざがあてはまる科目です。


単語を覚えるのに必要なのは危機感

合格するためには、基本単語や熟語、会話表現を覚えることが不可欠です。特に(基本的な)単語がわからないことには、どうしようもありません。しかし、英単語を一気に覚えることは困難でしょう。よく『普段から「一日○個」というような目標を決めて、長期的に取り組む努力が必要です。』と理想的なアドバイスを受けることがありますが、その努力を続けることもなかなか難しいことです。

上記の努力を持続させる一つの方法として、自分に単語を覚える必要性を感じさせることでしょう。例えば、問題を解いて、わからない単語があまりに多いことを実感し、自分に「これではいけない」という問題意識(危機感)を抱かせることです。

少なくとも、勉強中に出てきたわからない単語は、別のノートに書き出すなどして、必ず覚えるように努力しましょう。どうしても覚えられない単語は自分独自の語呂合わせをつくって覚えると案外忘れません。


外出時は英語に慣れるチャンス!?

外出したときには、英語に慣れ親しむチャンスです。例えば、電車内のアナウンスや注意書き、広告、案内板等、あらゆるところに英語に触れる機会があるので、意識して見ておくとよいでしょう。

例えば、電車の中で見られる「Priority Seat(プライオリティシート)」、これは「優先席」という意味です。また、車内アナウンスで

The next station is Tokyo. The doors on the left side will open.

↑これはわかるのでは…。

↓こちらはいかがでしょうか。

Please switch off your mobile phone when you are near the priority seats. In other areas, please set it to silent mode and refrain from talking on the phone.

これも、所々の単語がわかれば、なんとなく全体がわかるのではないでしょうか。高認の英語も同じような感じです。基本的な知っている単語をもとにして、文全体の意味を把握する力が必要です。上記の文ではrefrainが少々難しい単語ですが、全体のからなんとなく推測できるのではないでしょうか。

↓最後にこちらは?

There are priority seats reserved for elderly and handicapped passengers, expecting mothers, and passengers accompanying small children.

ちなみに、私が最初にこのアナウンスを聞いたとき、expecting mothers(直訳で「期待している母」)が気に留まりました。英語ではこんな風に言うんだと、感銘を受けたことを覚えています。

このように街中など身近にみられる英文は高卒認定試験レベルのものです。とてもよい機会になるので、本試験までは、街中の英語を少し意識されてみてはいかがでしょうか。

スマートフォンなどの辞書サービス(アプリ)を利用したり、小さな電子辞書等を持ち歩いたりして、わからない単語を、その場で調べるようにすると身についていきます。


長文は…

長文読解問題を解いていると、知らない単語や文法が出てきます。そんなときは、自分は勉強不足だと考えて悩まず、文章内の知っている単語をヒントに「とにかく内容をつかもう」という気持ちで解いてみましょう。

長文対策としては、やはり短めのやさしいものから取り組んでいくとよいでしょう。長文読解問題はとにかく数をこなして慣れていくことが大切です。数をこなしているうちに、だんだんと英文を読む「こつ」のようなものがみえてきて、英語のセンスが身につきます。

過去問は少なくとも3年分(合計6回分)を暗記してしまうくらい徹底的に勉強しておきましょう。


出題内容(高卒認定試験/英語)

これまでの高認の過去問題をみると、問題量は小問30題程度で、出題パターン(問題の出題構成)は、旧制度の大検のときから、ほとんど変わっていません。

また、大問1から簡単な順に出題されているので、本試験では大問1から順に解いけばよいでしょう。どんなに英語が苦手な人でも、合格するためには、大問4(できれば大問5)までは、ほぼ確実に正解できるだけの実力はつけておく必要があります。


会話文における強勢(大問1)

会話文の中で最も強く発音される単語(=会話の情報として大切な箇所、一番伝えたいもの)を選ぶ問題です。どんな場面での会話なのかをまず把握します。そして、前文に対しての訂正や追加、質問の回答にあたる部分が強く発音されます。

次の問題にチャレンジしてみてください。

この問題では「今晩、外食しない?」とAさんが誘っていますが、Bさんは「行きたいけど、レポートを仕上げなければならないの」と答えています。するとAさんは「それなら『明日』にしよう。」と提案しています。この「明日」が一番言いたいことなので、最も強く発音します。
「明日」に相当する「tommrrow」が正解です。

(問題の正解=4)


会話文完成/会話文の空欄補充(大問2)

会話文の流れを把握して、それにふさわしい表現を選ぶ(穴埋めする)問題です。それぞれの問いの初めに(At a zoo)などの会話が交わされいる場所が書かれているので、状況や登場人物を知る手がかりとなります。中学校で習う程度の基礎的な日常会話です。会話の意味(流れ)さえわかれば、比較的簡単に正解できる問題です。

次の問題にチャレンジしてみてください。

この問題では、Aさんが「10時に迎えに行くよ」と言ったら、Bさんは「ちょっと早いんじゃない」と答えています。すると、Aさんは「OK。・・・」と言い、Bさんは「いいね」と了解しています。この会話の流れからAさんが迎えに行く時間を遅らせて提案したら、Bさんが了解した状況が推測できます。選択肢の中の4「10時半はどう?」が最も適当です。

(問題の正解=4)


整序(並び替え)(大問3)

与えられた語句を文法的に正しく並べて文を完成させる問題です。5つ選択肢(単語)が与えられているので、文法的や熟語を考えながら、空欄の前の文(単語)にくっつくものや後ろの文(単語)くっつくもの、選択肢の中でまとめるなどして、考えるとよいでしょう。また、全体にありえない並べ方など、消去法的に考える方法もよいでしょう。一見難しそうですが、英文の基本構成(基本的な文法事項、構文)を理解していれば、正解できる問題です。

(問題の正解=1,5)


内容把握(大問4)

4~5行程度の比較的短い文章(メッセージ)の意図(趣旨)を答える問題です。 選択肢が日本語で与えられているので、最初に見ておくと内容が推測しやすくなります。単語等をヒントにして、本文のおおまかな意味がわかれば、正解できる問題です。

(問題の正解=1)


空欄補充(大問5)

4~5行程度の短い英文中の空欄を単語で埋める問題です。大問4と同様に、細かい文法にこだわらず、単語等をヒントにして、文章のおおまかな内容を把握すればOK。その内容を表している最も適切な単語を選べば、ほぼ正解です。

(問題の正解=3)


長文読解(大問6~7)

グラフや表を用いた出題もあり、長文に慣れていないと得点は難しくなります。 過去の例としては次の通りです。



【資料問題】

資料(グラフや表)のデータとそれに基づいた英文の読解問題です。内容の一致するものを選んで英文を完成させる問題もあります。
資料の内容・問いともに、現代社会の英語版のような問題ですが、資料の読み取りとしては、現代社会よりも簡単です(←あくまでも本題は英文の内容把握だから)。


【空所補充式問題】

日本語または英語の表と関連させた英文の空所を補充する問題です。


【読解問題】

本文の内容と一致させるように英文を完成させる問題です。


【内容判定問題】

新聞の投書を読み内容の一致するものを選ぶ問題です。投書に対する意見の主旨を判別する問題 です。


問題演習としては、教科書レベルの基本的な問題に数多くあたり、過去問(3~5年分)で練習しておきましょう。


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また、要点整理がなされており、解説も一問ずつ丁寧に説明されています。高卒認定試験対策に最適な参考書的な問題集です。

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