地学の攻略法・傾向と対策/高卒認定【高認】
地学は地球と地球をとりまく環境(大気や宇宙)について学ぶ科目です。
高卒認定(高認)の地学Iは理科の選択科目の中でもオススメ科目の一つです。その理由は、出題傾向が比較的はっきりしており、過去の類似問題が出題されることも少なくないため、勉強しやすいからです。さらに、地震や天気、宇宙など、よくテレビで報道されるような内容なので、学習対象が身近にあり、親しみやすい科目です。
◆出題傾向と対策
地球の表面で起こる地震や火山活動などの現象。大気で起こる気象の変化。地球外の太陽や木星などの惑星。さらに遥か彼方の恒星についても出題されます。
教科書や参考書で用語を覚えるなどの基礎をひととおり学習し、過去問を解くというごく普通の勉強方法で十分合格できる科目でしょう。
全分野からまんべんなく出題されますが、特に、惑星、恒星など宇宙に関する出題が若干多くなっています。また、基本的な計算問題(=中学レベルの計算で解ける)も数問出題されていますので過去問で確認・練習しておきましょう。
これまでの出題をみると地学は大問ごとに出題内容が決まっています。それぞれの大問の出題内容と対策学習のポイントは次の通りです。
大問1「太陽系の中の地球・惑星」
太陽系の惑星は大きく地球型惑星と木星型惑星に分かれます。どのように2つに分類したのか確認しておきましょう。特に惑星の密度や半径の違いがポイントになります。また、それぞれの惑星(水・金・地・火・木・・・と彗星、小惑星)の特色を覚えておきましょう。
さらに、ケプラーの法則(←少々難)も頑張って理解しておきましょう。
地球自身については形が楕円体であること、どのような磁場ができているかなどを勉強しておきましょう。
大問2「地球の内部構造と地球の活動」
地球の構造について、地震波の観測と関連させて覚えましょう。地球の内部構造はどのように知ることができるのか、地震計に記録される地震波(P波、S波、初期微動、主要動・・・)などは必須です。
地球表面の地殻については、マグマと岩石がポイントです。火成岩を分類する表、マグマの結晶分化作用、マグマ(溶岩)の粘性と火山の形などはしっかり押さえておきましょう。
また、地球表面に板のように張り付いて移動をしているプレートの動きとそれにより引き起こされる現象なども勉強しておきましょう。
大問3「地球の歴史」
地層と化石を関連させて、よく出題されています。先カンブリア〜新生代までの各時代の化石を覚えておきましょう。地球の歴史を生物の進化と地球環境の変化と結びつけて学習しておきましょう。
また、地質図の読み取り問題も少なくありません。クリノメータの読み方(走向と傾斜)も確認しておきましょう。 また、地層の断面図がよく出題されますが、そこでは「地層が形成された順序」「不整合」「断層」「形成された時代」「示相化石から地層ができた環境の推定」などが問題となります。パターン化しているので、過去問等で練習して、本番で出題されたら必ず正解できるようにしておきましょう。
大問4「大気と海洋」
天気図の読み取り(四季の天気の特徴、気圧配置)、大気の層構造(各層の特徴)、大気の大循環(地球規模の大気の流れ)、海流の循環、地球の熱収支(太陽からもらうエネルギーと宇宙空間に放出するエネルギー)などがポイントです。
また、少々難しくなりますが、「雲の発生の原理」「飽和水蒸気圧」もよく出るので、頑張って勉強しておきましょう。
次のキーワードがポイントです。
「西高東低」「シベリア高気圧」「梅雨」「前線」「偏西風」「オゾン層」「断熱膨張」「温室効果」「赤外線放射」「断熱膨張」「フェーン現象」
大問5「宇宙の構成」
恒星の進化とHR図が頻出です。絶対に勉強しておきましょう。さらに、銀河系の構造や宇宙の膨張を示したハッブルの法則も理解しておきましょう。また、太陽表面で起こる現象(フレア、黒点、紅炎など)を地球への影響とともに確認しておきましょう。
問題演習としては、教科書レベルの基本的な問題に数多くあたり、過去問(3〜5年分)で練習しておきましょう。
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