地学分野「身近な天体と太陽系における地球」では、太陽や月などの身近に見られる天体と太陽系における地球。太陽や月の運行の周期性、太陽が地球に及ぼす影響、太陽系の広がりや構造など。「身近な自然景観と自然災害」は、身近な自然景観と自然災害。自然景観の成り立ちとその変化など。
地学分野では、そのタイトルのとおり「宇宙分野」と「地球分野」に分けられます。本試験ではこの2つが大問に分かれます(大問7と大問8)ので、どちらかを選択して解答します。
• 宇宙分野「身近な天体と太陽系における地球」
• 地球分野「身近な自然景観と自然災害」
太陽や月などの身近に見られる天体と人間生活とのかかわりの理解がこの分野の目標です。具体的には、私たちが地球上から見たときの「天体の動き」や、それをもとにしてつくられた「暦」、「地球以外の惑星(火星や木星など)と地球との環境との違い」などがポイントになります。
基本キーワード | 天動説、地動説、天文単位、恒星、惑星、地球型惑星、木星型惑星、太陽、太陽風、フレア、磁気あらし、太陽放射、太陽定数、天球、日周運動、天の北極、太陽時、恒星日、世界時、日本標準時、日付変更線、均時差、グレゴリオ暦、うるう年、自転、公転、恒星日、夏至、冬至、春分・秋分、太陽の放射エネルギー、温室効果、 |
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理解しておくべき内容 |
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出題されそうな 図表 |
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身近な自然景観の成り立ちと自然災害について、太陽の放射エネルギーによる作用や地球内部のエネルギーによる変動と関連付けて理解することが目標です。
具体的には、地球上で起こる「地震や噴火、台風などの災害」や「噴火によってできる地形」、「河川によってつくられる地形」などがポイントになります。
太陽の放射エネルギー(太陽光)が地球に降り注ぐことにより、さまざまな気象現象が起こり、流水により、さまざまな地形をつくったり、山崩れや洪水等の自然災害も起こります。また、地球の内部エネルギーにより、地球表面のプレートを動かし、地震が起こり、津波や液状化現象が起こります。火山の噴火も地球の内部エネルギーによるものです。
富士山のように左右対象に見える火山を「成層火山」といいます。他にも「楯状火山」「溶岩ドーム」などの種類(形状)があります。地球分野では、火山の種類や噴火による災害や防災などがメインテーマです。
問1 地球の表面は、数十枚のプレートに覆われている。プレートは、地球の内部エネルギーにより動かされ、お互いに衝突したり、離れたりするなどして、さまざまな地形をつくる。この地球内部のエネルギーがもとになって、つくられる地形や景観として誤っているものはどれか。
① 山脈 ② 活断層 ③ 扇状地 ④ 海溝
基本キーワード | 地震、地殻変動、断層、地震断層、活断層、海岸段丘、河岸段丘、リアス式海岸、プレート、プレートテクトニクス、海嶺、海溝、火山、地震、震度、マグニチュード、余震、液状化現象、津波、火山の形(溶岩ドーム、成層火山、楯状火山)、火山噴出物、火砕流、泥流、土石流、ハザードマップ、侵食・運搬・堆積作用、V字谷、扇状地、三角州、三日月湖、地すべり |
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理解しておくべき内容 |
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出題されそうな 図表 |
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