数学の攻略法・傾向と対策/高卒認定【高認】
高卒認定【高認】試験科目の中で数学は他の科目と比べて合格率は低く、難しい科目のようです。しかし、高卒認定の数学は、毎回出題のパターンが似ており、数だけ変えたような問題も出題されています。そのため、高認の数学は、本当は勉強しやすく、合格しやすい科目のはずです。
対策としては、参考書で基礎内容を一通り学習したら、過去問題を繰り返し勉強する方法が効率的です。
数学が苦手で、考え方があまりよくわからない人でも、高認の数学は出題パターンが似ているので解き方を覚えてしまえば得点できる問題も少なくありません。
※文中(このページ下部)に当サイトのおすすめ学習書 高校これでわかるシリーズ 数学T+A 〔文英堂〕 のページ番号を入れておきました。お持ちの方は参照してみてください。
◆大問1
整式の計算、式の展開、因数分解、平方根(ルート)の計算、分母の有理化
まずは、中学と高校で習う乗法公式(p13)を覚え、その使い方の練習をしましょう。特に高校で習うたすきがけによる因数分解(p17)はよく出題されます。また、整式の計算では式を代入する計算(p10の発展問題7と類題5)、分母の有理化ではp25の基本問題24と類題24も解けるようにしておきましょう。
◆大問2
方程式と不等式
不等式では、一次不等式の基本問題が出題されます。p28の基本問題と類題レベルで十分でしょう。二次方程式では、p31の基本問題と類題で解の公式の使い方を覚えましょう(ただし高認では「解なし」の問題は出題されていません)。文章題は簡単な問題を多く解いて、苦手意識を解消しましょう。問題が何を要求しているのかを読み取り、それをχとして不等式・方程式を解きます。 文章題では、p34の問題39と類題38、p36の問題11などがありますが、練習として、過去問や中学の問題を解いておくとよいでしょう。
◆大問3〜4
二次関数とグラフ、二次関数の最大最小、二次方程式、二次不等式
二次関数は、修得が難しい単元ですが、高卒認定試験では、基本的な問題がほぼきまったパターンで出題されます。大検の時から問題のレベル、内容ともに大きな変化はありません。そのため、過去問も活用して勉強すると効率的です。
大問3では二次関数のグラフの形(概形)についての問題が出題されます。まずは、関数の式(y=・・・)から、グラフのおおよその形(特に向きと頂点が大切)は描けるようにしましょう。ポイントは頂点の座標と向き、x軸とy軸との交点です。
大問4では二次関数の発展的(応用的)な問題です。最大最小の問題は必ず出題されます(p53の説明とp54〜55の問題と類題でしっかり練習しておくとよいでしょう)。また、2次方程式と2次不等式の解を二次関数のグラフから理解しておくことも大切です(p59〜p61、p63〜p65)。
◆大問5〜6
三角比と図形の計量、余弦定理、正弦定理
三角比と図形の計量では、まずは、三角比の意味(定義)を覚え、p79の下の表は何も見ないで書けるようにしておきましょう。覚え方はこちらのページも参考にしてください。この表が書けないと三角比の問題はほとんど解けません。さらに正弦定理、余弦定理等の公式の使い方を覚え、基本問題をくり返し解いて、問題に慣れましょう。この分野もほぼきまったパターンで出題されるので、苦手な場合は、過去問を中心に解き方を覚えてしまいましょう。
◆これだけは習得しよう
当サイトのおすすめ学習書 高校これでわかるシリーズ 数学T+A 〔文英堂〕 から高認受験対策として、必要最低限の問題(番号)をピックアップしました。頻出問題は高卒認定(大検)の過去の問題とほぼ同レベルで出題形式も似ているものを選んであります。これらの問題で練習し、過去問を解いてみましょう。
| 基本問題 (習得すべき問題) |
頻出問題 (よく出る問題) |
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|---|---|---|
| 1章 方程式と不等式 | 5、8、9、14、15、16、17、22、23、30、31、32、33、35(1) | 7、10、11、12、13(1)、21、24、33、36、37、39(文章題)、p36の11(文章題) |
| 2章 二次関数 | 40、41、42、43 | 44、45(1)、45(2)、46、47(2)、49、50、54、55、56、57、58、59、61 |
| 3章 三角比と計量 | 63、64 | 65、66、67、68、70、71、72、73、76、78、81、83、84 |
※各問題の類題も解いてください。
※66は三角比の表(巻末p222)を見ながら解きます。
※p79の下の表は何も見ないで書けるようにしておく必要があります。この表が書けないと三角比の問題はほとんど解けません。
◆高校 これでわかるシリーズ 数学T+A
高等学校卒業程度認定試験【高卒認定】を受験される方の中には数学が苦手な方も少なくないようです。ここでは、文英堂の「高校 これでわかるシリーズ 数学T+A」から習得すべき問題をピックアップしました(上の表)。
この参考書は数学Tと数学Aの2科目分が一冊に収録されていますが、高等学校卒業程度認定試験【高卒認定】では、数学Tのみの出題となります。
内容は問題が中心で「基本」と「発展」になっていますが、高卒認定へ向けた学習としては「基本」を中心に勉強すればよいでしょう。
◆高卒認定スーパー実戦問題集(過去6回分の高認問題集)
高認過去問題集の中で最も多くの過去問が掲載されており、しかも11月実施分の問題まで収録されている問題集は他にありません。解答解説は基本事項にも触れながら丁寧に説明されているので、苦手科目の克服にも最適です。価格は少々高めですが、自信をもっておすすめできる問題集です。
●マーチさんより (高卒認定試験合格) |
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