試験科目の一部免除 高卒認定 高認 高等学校卒業程度認定試験

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試験科目の免除制度

高等学校卒業程度認定【高卒認定/高認】試験には、一部の試験科目の「免除制度」があります。免除制度とは、高等学校等で履修し、所定の単位以上を修得した科目については、高卒認定/高認で受験しなくても、合格扱いとなる制度です。また、英検や数検、歴史検定に所定の級以上に合格している場合も科目免除の対象となります。

免除制度を利用すれば、少ない科目で受験することができるため、高卒認定/高認の合格に有利になります。

おもに次のような方は、試験科目が一部免除になる可能性があります。

  • 高等学校へ1年以上通っていた方
    (高等学校で単位を修得した方)
  • 高等専門学校(5年制)へ1年以上通った方
    (高等専門学校で単位を修得した方)
  • 英検、数検、歴検などの技能検定に合格している方
  • 大検や高卒認定で科目合格している人
  • 文部科学省が指定する専修学校の高等課程(高等専修学校)へ1年以上通っていた人など

免除を受けるための条件と必要な書類、手続き等は次の通りです。


高等学校や高等専門学校で単位を修得している場合

高校や高専の1年次以上を修了した方は、ほとんどの場合、3~7科目が免除になります(在籍していた高校の教育課程や入学年度により異なる)。

在籍していた高校または高専で「単位修得証明書」を発行してもらい、「免除確認表」で確認します。その手順を次に説明します。


1・単位修得証明書を発行してもらう(学校が作成)

まずは単位修得証明書を在籍していた高校(在籍している高校)で発行してもらいます。
次のページ様式を印刷して使います。

※上記のリンク先の「単位修得証明書作成にあたっての注意事項」を発行する高校の先生にお読みいただくようお願いしてください。

※家庭用のインクジェットプリンター等で、様式を印刷すると、水気で滲んで鮮明でなくなる場合があります。できれば学校での印刷をお願いして、鮮明な書式で記入していただきましょう。

※単位修得証明書は、一定以上の期間が経過していると、保存年限の経過により学校によっては発行ができない場合があります。その場合、学校が発行するなんらかの書面で代替出来る場合もありますが、修得単位が書面で確認できない場合は、免除申請はできません。

★重要★
免除科目を確認するため、「単位修得証明書」のコピー(控え)をいただき、原本は出願時の提出用に厳封していただくようお願いしてください。
つまり「単位修得証明書」は出願時提出用(原本を厳封)と単位確認用(単なるコピー)の合計2通が必要になります。

★重要★
免除科目の確認は、高卒認定/高認の対策学習のためにも必要です。受験を決意したら、早めに発行してもらいましょう。また、単位修得証明書の発行には時間がかかる場合があります。出願に間に合うように、発行してもらいましょう。


2・免除科目の確認(受験者本人が確認)

次に単位修得証明書のコピーで免除をうけることができるかどうかを調べます。免除に必要な単位数を満たしていれば免除申請が可能です。

当サイトの免除科目自動判定ツールも参考にしてください。


3・免除申請(出願時/受験者本人が記入・提出)

受験願書の免除申請欄に○を付けて、免除申請します。出願の際には、厳封された「単位修得証明書」を同封します。

単位修得による免除申請の記入箇所  

技能審査に合格している場合

英検・数学検定などの技能審査の所定の級以上に合格していれば、高卒認定試験の該当科目に対し、免除科目申請することができます。申請には実施団体の発行する「合格証明書」が必要です。

受験科目 実施団体 技能検定の名称
免除に相当する級
世界史B 歴史能力検定協会
(03-5913-6407)
歴史能力検定
世界史1級又は世界史2級
日本史B 歴史能力検定協会
(03-5913-6407)
歴史能力検定
日本史1級又は日本史2級
数学 公益財団法人
日本数学検定協会
(03-5660-4804)
実用数学技能検定
1級、準1級又は2級
英語
右の検定いずれか1つの合格で英語が免除
公益財団法人
日本英語検定協会
(03-3266-8311)
実用英語技能検定
1級、準1級、2級又は準2級
公益財団法人
全国商業高等学校
協会
(03-3357-7911)
英語検定試験
1級又は2級
公益財団法人
日本国際連合協会
(03-3517-6490)
国際連合公用語英語検定試験
特A級、A級、B級又はC級

1・合格した検定が、免除の要件を満たすか確認する

まずは、ご自身が合格している技能審査名(検定名)と合格級が、高認の免除要件を満たしているかを上記の表で確認します。

2・合格証明書を取り寄せる。

合格要件を満たしていたら、技能審査を行っている実施団体に連絡し、「日本語」の合格証明書を取り寄せます。英文の合格証明書や合格証書(賞状)、合格通知書では受理できません。なお、出願時には必ず「原本」を提出します(コピー不可)。

3・免除申請(出願時/受験者本人が記入・提出)

受験願書の免除申請欄に○を付けて、免除申請します。出願の際には、「合格証明書」の原本を同封します。

技能検定による免除申請の記入箇所  

大検で一部科目に合格している場合

高卒認定/高認の前身である「大検(大学入学資格検定)」を受検し、合格科目や免除科目がある場合は、高卒認定/高認に対応する科目が免除になります。出願時に「科目合格通知書」が必要になります。

1・科目合格通知書を用意する

文部科学省から郵送されている「科目合格通知書」を準備します。紛失した場合は、再交付を受けることができます。


2・免除科目の確認

下記の対応表で、合格または免除されている科目の確認を行います。なお、「合格通知書」には、受験時の免除の情報も含まれるので、あらためて「単位修得証明書」を提出する必要はありません。


3・免除申請(出願時/受験者本人が記入・提出)

受験願書の免除申請欄に○を付けて、免除申請します。出願の際には、科目合格通知書を同封します。


高校で科目修得を認める場合
(平成6年4月以降に高等学校に入学した方)

高卒認定試験の受験案内に掲載されている「免除に必要な単位数」は高等学校の学習指導要領で定められた標準単位数になっています。ただし、高等学校のカリキュラムによってはこの標準単位数よりも少ない単位数で科目の修得を認める場合もあります。その場合、上記の「単位修得証明書」の「学校で設定している単位数」を高等学校で記入してもらい、出願書類に添付すると免除を受けることができます。

例えば、世界史Bの標準単位数は4単位ですが、在籍していた(世界史Bを履修した)高等学校で世界史Bを修得するのに必要な単位数が3単位に設定されている場合は、3単位で世界史Bが免除されます。


その他の場合
(文部科学省へ問い合わせてください)

文部科学省 03-5253-4111 内線2024または2643

  • 専修学校高等課程で科目を履修した方
    (文部科学大臣の指定により、卒業すると大学を受験することのできる専修学校高等課程「指定専修学校」)
  • 文部科学大臣認定の在外教育施設で科目を修得した方
  • 旧制度の専門学校入学者検定、実業学校卒業者程度検定又は高等試験令第7条の規定による試験の科目合格者
  • 旧中等学校第5学年等の卒業者及び旧検定等の合格者、旧中等学校第4学年等の修了(卒業)者等

全科目が免除で満たされる場合

高等学校卒業程度認定試験【高卒認定試験】の受験科目がすべて免除で満たされる場合は、好きな科目(得意な科目)を1科目以上受験して合格すれば、高卒認定試験の合格者となることができます。受験しない科目については免除申請します。

※高卒認定試験では何も受験せずに合格することはできません(全科目免除で合格することはできません)。