文部科学省から、令和元年度(2019年度)第2回 高等学校卒業程度認定試験【高卒認定/高認】の実施結果が発表されました。合格率は46.4%でした。なお、一部科目合格者(1科目以上の合格者)を含めると合格率は89.9%でした。高卒認定試験の受験者のうち、10人中約9人は受験したいずれかの科目に合格したことになります。
令和元年度(2019年度)高卒認定試験の出願者数(第1回)は11,860人でした。減少傾向にあるものの、宮城県、埼玉県、千葉県などでは出願者が増加しています。
平成19年第2回の高卒認定試験の世界史Aで、採点プログラムの誤りにより、最大でプラス6点の変動があることが発表されました(94点満点で採点されていたことが判明)。これにより世界史Aが34点~39点で不合格だった人は合格になる可能性があり、合否結果も変動します。
なお、H17年以降の高卒認定試験でも同じプログラムで採点していたため、過去にさかのぼって合格者が増える可能性があります。特に平成17年度第2回はプラス12点の変動、88点満点で採点されていました。
該当すると思われる方は文部科学省へ問い合わせてください。相談窓口は次の通りです。
文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課
高卒認定試験担当
午前9時から午後6時30分まで
電話:03-5253-4111(内線3801)(平日のみ)
直通:090-3691-7380/
080-6508-8546/
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