科目別合格率予想と平均点予想

高卒認定試験の平均点と合格率の予想

 

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合格率予想と平均点予想の科目別一覧

高卒認定試験の平均点予想と合格率予想(当サイト独自集計)です。公民を除く社会系では地理と現代社会、受験者の多い理科科目のうち生物基礎の合格率が高く予想されています。日本史の難化傾向はやや緩和されたようです。なお、政治・経済と倫理は他の科目と比較してサンプル数が少ないことにご注意ください。

令和4年度 高卒認定試験|高卒資格.com独自集計をもとに推定
科目平均点予想(点)合格率予想(%)
国語60.387.4
現代社会68.496.0
政治・経済59.894.4
倫理62.482.8
数学53.863.9
世界史60.189.1
日本史55.384.1
地理68.691.6
科学と人間生活57.281.4
物理基礎64.980.0
化学基礎62.976.5
生物基礎53.272.0
地学基礎53.068.7
英語56.476.2

高卒認定試験の科目別合格率(当サイト調査の推定)をグラフにしました。概ね、各科目の平均点に対応した結果(平均点が高い科目は合格率も高い)になっています。

高卒認定試験の科目別合格率予想グラフ

 

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合格率が最も低いのが『数学』

高等学校卒業程度認定試験(高卒認定/高認)が始まって以来、数学の合格率が低い傾向にあります。数学は同じパターンの問題が繰り返し出題されているので、過去問を繰り返し解くことが一番よい対策になるでしょう。

なお、英語は短期間では身につかない科目なので、苦手な人はできるだけ早い時期に中学の復習から始めるとよいでしょう。

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理科の中では『地学』の合格率が最低

地学は全分野をまんべんなく学習するのが基本です。知識が必要な問題、図やグラフを考察する問題が多く出題されています。地学の用語(岩石名や地質時代など)に慣れるとともに、HR図や地質図、教科書や参考書に載っているような図やグラフなどは必ずチェックし、読み取りができるようにしておくことが必要です。

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合格が不安な科目は科目履修で免除に


合格が不安な苦手科目は、「科目履修コース」で単位修得してしまう方法があります。たとえ高認本試験で不合格であっても、その科目を文部科学省に免除申請すれば、追加合格することができます。

また、科目履修コースの申し込み手続きが済むと、実際に不合格であったとしても、合格見込者となり大学等の受験出願ができるようになります。また、高認の合格発表前でも、申し込み手続きが済めば合格見込者となることができます。

科目履修コースでは、合格が難しい日本史、地学、数学、英語が特におすすめです。科目数により多少の費用はかかりますが、確実に合格できます。


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