高卒認定合格の秘訣 免除制度の活用

高卒認定試験(高認)では科目免除制度があります。免除制度を利用することも合格の秘訣になります。

高卒認定試験(高認)を受験するにあたり、科目免除がないかどうか調べましょう。高校2年以上で中退した場合は、免除制度が利用でき、受験科目数を減らすことができます。

高認合格の秘訣2「免除制度の活用」

高卒認定/高認では、8科目~10科目(※)が免除または合格で満たされることが、合格要件になっています。他の資格試験と比べると科目数が多くなっています。特に、受験科目の多い方は、1科目にかけることのできる時間が少なくなります。そこで免除制度を利用して、少しでも受験科目を減らしましょう。

※公民で、倫理+政治経済を選択し、理科で科学と人間生活を含めずに受験した場合は、最大10科目となります。


高校在籍中に履修した科目

高校の1年次以上を修了している場合は、ほぼ確実に免除科目が発生します。科目免除を申請をするためには「単位修得証明書」を高卒認定の出願時に提出する必要があります。


技能検定で合格した科目

英検や歴史検定の所定級に合格している場合も科目免除の対象になります。科目免除を申請をするためにはには、実施団体の発行する「合格証明書」を高卒認定の出願時に提出する必要があります。


その他の免除ケース

他にも免除申請できるケースがいくつかあります。

  • 大検で一部科目に合格している場合
  • 高等学校で科目修得を認める場合
  • 専修学校の高等課程で科目履修した場合
  • 文部科学大臣認定の在外教育施設で科目を履修した場合

など、詳しくは、「免除制度」のページをご覧ください。


苦手な科目は通信制(単位制)高校で科目履修

苦手な科目がある場合は、通信制(単位制)高校の科目履修生として入学しておくとよいでしょう。高卒認定で不合格であっても通信制高校で科目履修しておけば、修得後に免除申請をして追加合格ということもできるからです。もちろん、大学・短大、専門学校等の受験等も「高卒認定合格見込者」として、受験することができます。